●地域通貨って何?

Q.従来のボランティア活動で行われていることも含まれているようですが、どう違うのですか?

●従来のボランティア活動は、サービスの提供が一方的に行われますが、「地域通貨」はサービスを受けた人が次にサービスの提供者となり、また、サービスを提供した人も次は自分に必要な別のサービスを受ける立場として「地域通貨」を利用できるという、循環のシステムであることが大きな違いです。

●「何かお礼をしないと頼みにくいが、お金は使いづらい」ということもよくあります。感謝の気持ちを「地域通貨」を使って表すことで、「人と人の関係」の輪も広がりやすくなると考えられます。

●このような、「お互い様の互助の精神」で人と人とがつながりあうことを通じて、多摩ニュータウンにおける生き生きとしたコミュニティを支えてゆきたいと考えます。

Q.活動の規模や範囲はどのくらいですか?

● 実践例では10人程度の小規模なところから、200人以上の大規模のところもあります。

● 地域通貨は「人と人との信頼関係」が基本です。例えば「顔見知り」の関係の輪・コミュニティなら、使いやすいことはもちろんですが、いろいろな工夫でその輪を広げたり、都市と農村などの離れた地域通貨・地域通貨グループとの交流・連携なども考えられます。

●まずは、comoの試みに賛同してくださる方を募り、小規模な範囲での試みです。


Q.体の不自由な人や高齢者などサービスを受ける(負債がたまる)だけになりかねないのではないですか?

● 地域通貨は「あたたかいマネー」として、市場経済では評価されにくい「小さな仕事」、「お互い様のサービス」、「人それぞれがもっている力」を活かし、引き出すことが可能です。例えば高齢者の方もサービスを受ける立場であると同時に、昔話や昔の生活の知恵を話すことによってサービスを提供する立場にもなることができます。

● それぞれのグループによって、「人と人のつながり」の中で何を評価していくか、また、さまざまな人の参加しやすい工夫はいろいろ考えられるのではないでしょうか。

Q.「地域通貨」でお金の一部を支払ったり換金したり、一般に流通するのお金のように商品を買うことに使えるのですか?

●一般に流通するお金との換金性はありません。

●一般市場流通に乗せることを目的としない、手作り品(お菓子、ジャムなど)、収穫物(家庭菜園の野菜など)などは交換の対象と考えられます。

●このように、「地域通貨」と貨幣経済を直接結びつけることはできませんが、例えば商店街で実施されているポイントカードなどの割引制度との組み合わせにより、商店街利用の増進と地域通貨流通の促進を図る仕組みも提案されています。

Q.提供されるサービスやモノの値づけはどのようにするのですか

●「地域通貨」での値づけは、取引をする当事者同士が行います。サービス内容については、

@ホームページ(http://como.gr.jp/)や
A「できます、お願いします」の一覧表(リスト)をごらんになれます。
Bメンバー以外、またはネット通信の不能な方は「できます、お願いします」の仲立ちは事務局へ、直接連絡ください。相互連絡のお手伝いをいたします。

●実践事例では、サービスの提供に要した「時間」を目安にしているケースが多いようですが、「地域通貨」COMOの基本は“思いやり”や“感謝の気持ち”ですから、当事者同士の相対で決めることができます。

Q.「地域通貨」はどんな組織が管理し運営するのですか?サービスの水準保証・責任はどうなるのですか?

●COMOでは、主体はあくまでも参加しているメンバー一人一人であり、その信頼関係が基本です。サービスやモノを提供する人は誠意を持ってその提供を行うことが基本ですが、サービス前に想定されなかった状態についても当事者間で満足のいく形でのCOMO価格変更などの相対取引を行ってください。